『ケットシー』

概要

ケットシー

• 名称：Cait Sith（ケット・シー）
• 出典：スコットランド・アイルランド・ケルト神話／民間伝承
• 分類：妖精（シー族）／魔獣
• 意味：「Cait」＝猫、「Sídhe」＝妖精

属性

彼女は取り憑いた者に才能と死をプレゼントします

生態・特徴

ケットシーは飼い猫をはじめ、一般に存在する猫とほとんど同じ姿をしています。見分けることは困難です。

一説によると、緑色の瞳を、胸元に白い斑点、中型犬ほどのサイズ。などの特徴があるそうですが虎猫、白猫、ぶち猫、サイズも多種多様で確かな情報は分かっていません。

ただ一つわかっているのは彼らは非常に聡明であり、人間の言葉を解します。ケットシーの中には多数の言語を操るものも存在しており、彼らは人間社会の情報を得るために言語能力を獲得していると考えられます。

彼らは地球上のどこかに王国をつくっており、そこにはケットシーの王様らしき存在がいることも確認されています。法が整備されており、そこでは公平な裁判がくだされます。

人前で正体を表すことはめったにありません。普通の猫のように振る舞うことで知られています。めったに人に正体を明かすことはありません。

彼らは義理堅い性格で知られています。恩には恩で返しますが、仇なすものには容赦しません。

人に化けている例も稀にですが確認できます。その場合完全には人間に化けることは不可能です。どこかしら特徴があるので、それで見分けてください。尻尾がついている場合がよくあるそうです。

彼らを傷つけた場合人間は王国へ連れて行かれて裁判が行われます。無罪の場合は猫の大切さを説かれて変えることができますが、有罪の場合は、労働の刑に処され、最悪の場合命を落とす可能性があるので気をつけてください。