
執筆者 Nene_sanz2025年4月15日
お風呂っていつできたの?【お風呂の起源及びルーツについて解説】
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お風呂!それは現代の私達にとって必要欠かせない存在ですよね!。そんなお風呂のルーツをみなさんはご存知でしょうか?。今回はお風呂の歴史や起源について探っていこうと思います!
目次
Toggleお風呂の起源について!
お風呂の起源については様々な諸説がありますが、インダス文明のモヘンジョ=ダロ遺跡に存在する大浴場が現在発見されている中で最古のお風呂施設とされています。(紀元前2600年程前とされる)。
当時はお風呂として利用されているというより宗教的な施設として利用されていたらしく、冷たい水による沐浴施設だったとか。

そこからしばらく経って紀元前8世紀頃、古代ギリシアにおいて。オリンピックを起源に持つ古代ギリシアでは健康な肉体作りが重要視されており、肉体を鍛える施設として『ギムナジウム』という施設が各地に建てられておりました。
ギムナジウムには公衆浴場が設けられており、運動後に汗を流す目的として利用されていたといいます。
またギムナジウムの公衆浴場は主に水風呂だったそうです。当時、お湯のお風呂は肉体を軟弱にすると考えられていたらしく、現在の滝修行のように冷たい水が健康的な肉体を育むと考えられていました。(お湯は疲れや体の不調を癒す治療用のものとされており、健康な人には好ましくないとされていた)。
《▼開く》当時の名医さんもそう語っております...


↑ギリシア名医 ヒポクラテスによる四体液説
人間は血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の4つの体液で構成されており、それらの比率によって体調や性格が決まります。入浴はこれらの比率を変えるため適切な時に適切な入浴をする必要があるのです。
また、古代ギリシアには『ヒップ・バス』(下図)と呼ばれる、座ると頭上からお湯がでてくる腰掛け用のシャワーが存在していたと言われています。

↑ヒップ・バス
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