
懐かしのレトログッズ7選!昭和&平成のレトログッズを紹介していきます!
「懐かしい〜そういやそんなモノあったなぁ〜」
今では見ることのない、でも見ると感慨深くなる。そんな懐かしのレトログッズありますよね。
今回はそんなレトログッズを紹介、及び豆知識を7選集めましたので解説していきたいと思います。
目次
Toggle懐かしのレトログッズ7選

孫の手
手が届きにくい背中などを掻くための道具。
長い棒の先に人の手の様なものが付いており、その手の部分で背中をかけるようになっています。
日本では江戸時代から使われていたとされており、当時は竹や木などの素材で作られていたそうです。
英名『back scratcher バック・スクラッチャー』
名前の由来は中国の”仙人伝説”から
今から約1900年前。中国の後漢時代に、「王遠(おうえん)」と呼ばれる仙人がいました。彼は弟子である「蔡経(さいけい)」の家を尋ね、再会を喜び宴会を開きました。
宴会の最中、王遠(おうえん)の仲間である麻姑(まこ)も宴会に参加することになります。
麻姑(まこ)は大変美しい美貌をもち、とても長い爪をもった不老不死の仙女でした。その爪は届かないものがないほど長かったと言われています。
蔡経(さいけい)は麻姑(まこ)の長い爪に見惚れ「あの爪で背中を掻いてもらったら、どんなに気持ちいいことか」と考えました。蔡経(さいけい)の不埒な感情は王遠(おうえん)に見透かされ叱責をくらったといいます。
この逸話から背中を掻く道具を「麻姑の手」と呼び、それがいつしか「孫の手」となっていきました。

ゴルフボール付き孫の手
湯たんぽ
お湯をいれ、布団や体を温めるための伝統的な保温道具。
昔なつかしの金属製のものやゴム製、プラスチック製など様々な素材の湯たんぽが存在します。
中国では「湯婆(たんぽう)」と呼んでおり、婆とは妻のことを指します。妻の代わりに布団で温めてくれるといった由来があるのです。
漢字で書くと『湯湯婆』


電気あんか
湯たんぽの親戚「電気あんか」。
足元や布団を温める小型の電気暖房器具です。
現在では電気を使い温めていますが、元々は容器の中に炭などを入れ温めていたと言われています。
あんかをもっとコンパクトにしたのがカイロ、家族みんなで使える様にしたのがこたつとも言われています。
漢字でかくと『電気行火』
あんか(行火)の語源は中国語の「行(こう)」=持ち運ぶ+「火」=暖
蚊取り線香
蚊を駆除したり寄せ付けにくくするために使われる渦巻状の線香。
日本の夏の風物詩で、火をつけるとゆっくりと煙を出しながら中心に向かって燃え進んでいきます。
渦巻型にしているのは燃える時間を長くしてコンパクトなサイズに納めるためだとか。
真っ直ぐにすると約75cmほどにもなると言われています。

蚊取り線香の歴史
1886年、和歌山の商人「上山英一郎」(のちの金鳥創業者)。彼が福沢諭吉から紹介されたH.E.アモアに除虫菊(シロバナムシヨケギク)の種子を譲り受けたことにより、蚊取り線香の歴史がスタートします。
上山は日本に除虫菊の普及する旅を始めました。
1890年、上山は谷の道中で線香の商人と出会い、それをきっかけに除虫菊の粉末を材料にした線香を思い付きます。世界初の棒状蚊取り線香「金鳥香」の誕生です。
金鳥香は棒状であり長さも短かったため、すぐに燃え尽きてしまうなどの課題がありました。
1895年、上山の妻・ゆきが倉の中でトグロをまく蛇を見たのを参考に、現代で見ることのできる渦巻状の蚊取り線香が発明されたのです。
ちなみにこの渦巻状の蚊取り線香、睡眠時間にあわせて7時間燃え続けるように設計されているといわれています。

蚊遣器(かやりき)

竹箒
竹を細かく裂いた枝や繊維を束ねて作られた日本の伝統的な掃除道具。
江戸時代以前から使われており、農家や庶民の生活道具として定着していたそうです。
日本では元々箒は清掃道具としてではなく祭事用に使われていました。
「竹=清浄」「掃く=祓う(はらう)」ことから竹箒による掃除は邪気払いの効果もあるのかもしれませんね。
冷水ポット
主に夏場に冷たい飲み物を保存したり注いだりするための容器。
昔ながらのガラス製の冷水ポットには花柄やレトロなプリントがデザインされています。
1980年代、ガラス製の冷水ポッドに麦茶を注ぐCMが多数放送されたらしく、それをきっかけに麦茶=ガラスポットというイメージが定着したそうだとか。


トタンバケツ
水汲み、掃除、農作業、様々な用途で使うことできるトタン製のバケツ。
トタンとは鉄板の表面に亜鉛をメッキした金属板のことを指します。
昭和の頃はストーブの燃料である石炭を運ぶ際に、このトタンバケツが使われていたそうです。
あとがき
いかがだったでしょうか?
他にも、いろんな記事をまとめてますのでぜひご覧になってください。
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