
あるあるクイズその2! 中級編【難易度☆☆☆】そのあるある、実は〇〇って言うんです!
もうちょっとで思い出せそうなのに、どうしても思い出せない…。そんな『あるある』あなたも経験したことがあるのではないでしょうか?
あなたの周りに存在する身近なあるある現象、意外と名前が付けられていることが多いんです。
今回はそんな身近なあるあるの現象・心理についてまとめてみた「その2!」になります!
「その1!」に関しては【↓下のリンク↓】からご覧になれますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
目次
Toggleそれではクイズスタート!
1問目

都市の気温が郊外より高くなる現象を何と言う?
- フェーン現象
- ヒートアイランド現象
- クールアイランド現象
正解!
不正解...
正解はヒートアイランド現象です。
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2問目

寝る前にスマホを見てたら、目は疲れているのに眠れなくなる…。一体なぜ?
- 概日リズム障害
- ブルーライト効果
- 睡眠負債
正解!
不正解...
正解はブルーライト効果です。
パソコンやスマホ、LED電球には青い光、通称「ブルーライト」が含まれています。
この光が、人体の脳や体に与える影響のことを『ブルーライト効果』といいます。
自然界最大のブルーライト源は太陽です。太陽の光は、人間の体内時計をリセットさせ、目覚めを良くする効果があります。
夜間にブルーライトを浴びることは、脳を昼間だと錯覚させ、眠気ホルモン「メラトニン」の分泌を低下させてしまうのです。
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3問目

「体育祭で仲良くなりがち」。それは緊張と高揚感のせいかもしれません。
このことを心理学的に何と言う?
- 初頭効果
- 吊り橋効果
- フレーミング効果
正解!
不正解...
正解は吊り橋効果です。
不安や緊張による”ドキドキ”を、そばにいる異性への”ときめき”だと勘違いしてしまう現象を『吊り橋効果』と言います。
人は何かが起きると「なぜこうなったんだろう?」と、物事の原因を考えようとします。
「なぜ吊り橋の上でドキドキしたんだろう?」と考えた際、吊り橋の高さでドキドキした感情を、その時近くにいた相手に惹かれていた、と脳が勘違いすることによって”吊り橋効果”が起こるのです。
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4問目

「あとちょっとで思い出せそう…!」※思い出せません。この現象を何と言う?
- デジャヴ
- 記憶錯誤
- 舌の先効果
正解!
不正解...
正解は舌の先効果です。
思い出せそうなのに思い出せない。そのような現象を『舌の先効果』といいます。
これは人の脳が、思い出したい単語の意味は思い出せているが、語彙だけが思い出せていない状態なのだそうです。
この現象は語彙力が高い人ほど起こりやすいとも言われており、同じようような言葉が頭の中で渋滞を引き起こし、逆に思い出せなくなってしまうのです。
別名『TOT現象』Tim of the Tongue=舌の先
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5問目

帰宅したら、火がつけっぱなし!?!?(ガチ焦り)。それ、〇〇ですよね?
- オートパイロット効果
- ヒヤリハット
- フェイルセーフ
正解!
不正解...
正解はヒヤリハットです。
事故や大きなミスにはならなかったが、一歩間違えば重大な事故になっている出来事を『ヒヤリハット』と言います
例として、「工場で働いている時に手袋が機械に巻き込まれそうになった」「自転車で一時停止を無視して飛び出しかけた」などです。
『1:29:300の法則』→「1件の重大事故の背景には、29件の軽い事故、300件のヒヤリハットが存在する」と言われています。
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6問目

会社の受付が美人→「この会社ちゃんとしてる感」出ませんか?。この現象を何という?
- ホーン効果
- 確証バイアス
- ハロー効果
正解!
不正解...
正解はハロー効果です。
一つの目立った特徴が、全体の評価に影響してしまう。そのような現象をハロー効果と呼びます。
「ハロー(halo)」とは後光という意味で、後光がさして全体が光っているように見えるため、この名前がついたそうです。
『顔がいい→性格もよさそう』『見た目が地味→暗そう、消極的』
ちなみに、ハロー効果の逆バージョンは「ホーン効果」と呼ばれています。
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7問目

性格診断で「まさに私!」。それ、〇〇効果かもしれませんよ?
- プラシーボ効果
- スノッブ効果
- バーナム効果
正解!
不正解...
正解はバーナム効果です。
誰にでも当てはまるような曖昧な性格の説明を、まるで自分にぴったりと感じる。そんな現象をバーナム効果と言います。
1948年に”心理学者フォア”が以下のような実験を行いました。
フォアはまず、自分の生徒たちに性格診断テストを受けさせます。
診断後、全員に全く同じ記述の診断結果を渡し、生徒たちにこの診断結果はどのくらい自分に当てはまっているかを「1から5点」で評価させる、といった実験です。
結果は平均4.26点で、多くの生徒が「この結果は自分に当てはまっている」と感じたのです。
全く同じ文章でも、自分のことだと思ってしまうのが人の心理なのですね。
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8問目

「お好きな席へどうぞ!」。逆にどこ座ろう…。この現象を何という?
- 逆効果のパラドックス
- 自由のパラドックス
- 選択のパラドックス
正解!
不正解...
正解は選択のパラドックスです。
選択肢が多すぎると、逆にストレスを感じる現象を『選択のパラドックス』と言います。
人は選択肢が多すぎると、選ぶだけで疲れてしまったり、選択したとしても「あっちにしとけばよかったなぁ」と後悔してしまいがちなのです。
選択のパラドックスに関する、ジャムを使った有名な実験があります。
試食コーナーで、6種類のジャムと24種類のジャムを並べ、売れ行きを観察する実験です。
実験結果は、24種類の方は人は集まったそうですが、購入率は6種類の方が10倍高かったそうです(ジャムの法則)。
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9問目

悪者キャラがやられたときって妙にスカッとしませんか?。
それ、〇〇っていうんです。
- カタルシス
- 共感性羞恥
- シャーデンフロイデ
正解!
不正解...
正解はシャーデンフロイデです。
他人の不幸は蜜の味。「誰かの不幸を見ることで、嬉しくなる感情」を『シャーデンフロイデ』と呼びます。
名前の由来はドイツ語の「Schaden(害)+ Freude(喜び)」を組み合わせた言葉で、直訳すると「他人の災いに対する喜び」です。
脳科学の研究によると、人の不幸を見ることは脳の報酬形を活性化させ”快感”に近い反応を生み出すそうです。
シャーデンフロイデは「ちょっと黒いけど、誰にでもある人間らしい感情」とも言えます。
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10問目

「もっといい環境があるはず!」そう思って今を楽しめない。
これってどんな心理?
- 幸福追求のパラドックス
- 青い鳥症候群
- モラトリアム
正解!
不正解...
正解は青い鳥症候群です。
もっと幸せな場所が他にある、と信じて転職や環境の変化を繰り返してしまう現象を『青い鳥症候群』といいます。
元ネタはベルギーの作家、メーテルタンク氏による童話『青い鳥』から。主人公の兄弟が「幸せの青い鳥」を探すため旅に出るのですが、彼らは自分の家の鳥籠に”青い鳥”がいたことに気づいた。というお話です。
「幸せを遠くに求めて、足元の幸せを逃す」。それが青い鳥症候群の本質なのです。
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あとがき
いかがだったでしょうか?
他にも、いろんな記事をまとめてますのでぜひご覧になってください。
ヒートアイランド現象とは『都市部の気温が周辺の郊外よりも、明らかに高くなる現象』のことを指します。
特に夏の夜間、都市がまるで「熱の島(ヒート・アイランド)【☆上の画像☆】」のように浮かび上がって見えるため、この名前がついたそうです。
熱を蓄積する道路に敷かれたアスファルトやコンクリート。風の通り道を塞ぐ密集するビル。これらの要因が重なり、蓋を被せたホットプレート状態になっているのです。