
名作が名前の由来?映画・アニメから生まれた心理学用語たち@記事まとめ!
実はあの心理学用語、映画や小説の登場人物が元ネタだった!
私たちの心の中には、知らず知らずのうちに”物語”が住み着いています。映画やアニメ、小説のキャラクターのような感情や行動パターンが、心理学の世界でも名前になっていることはご存知でしょうか?今回は、そんな名前の由来が印象的な心理学現象。過去記事まとめてみました。
興味のある方はぜひご覧になってください。
目次
Toggleダーティハリー症候群とは?『正義が暴走する時、人は法を超える』紹介&解説していきます!
『ダーティハリー症候群』とは緊張状態にある警察官が自分を逞しく見せるために過度な暴力を振るってしまう現象のことを指します。
1971年のアメリカ映画「ダーティハリー」の主人公、ハリーキャラソン刑事に由来。彼は法の限界に苛立ち、自らの判断で犯罪者を制裁する型破ぶりな刑事として描かれました。
現実社会において、正義のためなら違反行為も「仕方ない」、犯罪者に対して「人権など必要ない」など「正義の執行人として犯罪者に鉄槌を…
〜禁じられるほど恋は燃える〜その心理の正体とは?『ロミオとジュリエット効果』

周囲に反対される恋ほど、なぜか余計に燃え上がってしまう。そんな経験、心当たりないでしょうか?
この心理現象は、心理学で『ロミオとジュリエット効果』と呼ばれています。
名前の由来は、世界的に有名なシェイクスピアの悲劇『ロミオとジュリエット』から。家族から交際を禁じられた2人が、むしろ愛を深めていった物語です。
恋愛映画や小説などでもロミオとジュリエット効果、あるあるですよね。例えば、立場的に一緒になれない「教師と生徒の禁じられられた関係」だったり。親の転勤による「突然の別れ」などなど。
現実でいうと駆け落ちや不倫などがこれにあたるではないでしょうか。
また、研究によると周囲の反対が…
AIが怖いのはなぜ?200年前の小説にその答えがあった!〜現代に蘇るフランケンシュタイン〜

最近、AIが急速に進化して、「このままAIが人間を支配するんじゃ…」と感じたことはありませんか?
実はそれ、「フランケンシュタイン・コンプレックス」という、人類が長年抱えてきた心理的恐怖かもしれません。
フランケンシュタイン・コンプレックスとは「人間が創造した人工的存在(ロボット、AI、遺伝子組み替え生命体など)が、やがて人間に反乱を起こすのではないかという根源的な恐怖や不信感」のことを指します。
名前の由来はイギリス作家メアリーシェリー作の小説「フランケンシュタイン」(1818年)から。
この小説は、科学者であるヴィクター・フランケンシュタイン(※「怪物」がフランケンシュ…
「大人になんてなりたくない!」急増−ピーターパン症候群−現代人に潜む逃避願望とは?

30代になっても、どこか少年のような人がいる。
明るく自由で、場を盛り上げるのが上手。でもふと気づいた時、深い話や責任の話になると、まるで煙のように逃げてしまうーー。
あなたの周りにも、そんな人いませんか?
夢の国ネバーランド。そこで大人になるのを拒み続ける少年のお話、『ピーターパン』は世界的に有名ですよね。
彼らもまたピーターパンと同様、大人になることを「恐れ」ているのかもしれません。
今回紹介するのはそんな“大人になることを恐れる心“『ピーターパン症候群』になります。
ピーターパン症候群とは「大人になることを拒否し、責…
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